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耳介側頭症候群/予感的中

・皆様は、本日の標題の「耳介側頭症候群」をご存知でしょうか?最新のinternal medicineに↓のようなレポートがありました。


Auriculotemporal Nerve Syndrome

Intern Med 57: 287, 2018




・本文中にもあるように、この疾患に関しては、いろんな呼び方があるようです。『医学書院医学大辞典第2版』の解説が↓


耳介側頭症候群

[英]auriculotemporal syndrome

[同義語]フライ症候群 Frey syndrome,味覚性発汗症候群 gustatory sweating syndrome

 

耳下腺炎や耳下腺領域の外傷,あるいは手術後に晩発性に出現する合併症で,食物摂取に際し,耳前部の発汗,発赤,時に知覚過敏が生じる。損傷された耳介側頭神経の唾液分泌神経(副交感神経)が再生する際,耳前部皮膚に迷入し,汗腺との誤連絡が生じることにより起こるとされる。フライ(Lucie Frey,1853-1932,ポーランド)が1923年に報告。

 

 

・ホンマ、いろんな病気があるものですね。何か、ピックウィック症候群のように小説にこのような患者さんの描写があるような気がするのですが、ないでしょうかねぇ?

 

 

あっという間に以下日記

・本日は、午前中は大学院で勉強。生存解析の本を読み始めましたが、なかなか、勉強している気になります。お昼はセブンイレブンでサンドイッチを買って電車の中で食べ、玉島へ。先週から恐れていたというか予想していたことが一つ。肺炎で入院していた同僚の医師が週末退院されていたのですが、本日再燃で再入院。まあ、わたしは、退院がはやいなと思っていたのですが。なので、その穴埋めに明日の午前と木曜日の夜間外来をしないといけなくなりました。まあ、半分は覚悟しておりましたが...それはさておき、本日午後から外来でしたが、たまにある外来予約のエアーポケットで予約患者さんは少なかったです。その間、書類をある程度作成することができましたが、まだまだ書類は多い。(1月は労災保険関係の書類がどっとやってきます)ホンマ、一月中にかけるんやろか...と、毎年思っていますが、なんとかなっているんですねぇ。

・さて、これから講義の準備です。(ちょっとだけよ)22時には布団にはいって「天国」に行きたい。・・・布団乾燥機でホカホカになった布団が天国です。


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インフルエンザの鑑別診断/3世代の会

臨床医学と産業医学の乖離があるという問題意識のもとにこのブログを書いておりますが、標題のごとくインフルエンザの診療に関しても、そのことを感じます。手元にあります朝倉の内科学第11版やHARRISON'S PIRINCIPLES OF INTERNAL MEDICINE 19th Edition、UpToDateをみても、鑑別診断の項は、他の感染症の事しか書いておりません。私は、絶対金属熱も鑑別診断に入れてほしいと思うものであります。『医学書院医学大辞典第2版』の解説↓


金属フューム熱

キンゾクフュームネツ

[英]metal-fume fever

[同義語]金属熱,鋳造熱 foundry-man fever



金属の小粒子を吸入することにより生じる急性発熱性疾患であり,酸化亜鉛,銅,カドミウム,鉄,マグネシウム,マンガンなど種々の金属酸化物に曝露することにより生じる。発症機序は不明であり,サイトカインを介したものが考えられている。症状は曝露4~8時間後に生じ,発熱,倦怠感,筋肉痛,頭痛を起こし,白血球数は上昇する。通常,24~36時間以内に症状は自然軽快する。緊急的処置としては酸素を投与し,喘鳴が聴取されれば気管支拡張薬を投与する。


亜鉛熱

アエンネツ

[英]zinc-fume fever



酸化亜鉛のヒュームを吸入後4~12時間で咽頭乾燥,全身倦怠,筋肉痛,悪寒戦慄を伴う発熱を示し,24~48時間で解熱,回復する一過性のインフルエンザ様の病態のこと。白血球増加がみられる。銅,鉄など他の金属ヒュームの吸入でもみられる。休み明けの月曜日にみられやすい。


・特に亜鉛熱はインフルエンザと非常に似たような症状となります。上記のように、特に何もせずに1,2日で解熱します。ただ、中途半端な知識で金属熱がすぐ解熱すると思ってもらってはいけません。他の金属(ex. カドミウム)では、簡単には解熱しません。そもそも、金属ヒュームをすってしまう状況というのは溶接です。溶接する金属が亜鉛のみ含有していればよいですが、カドミウムのようなものを含有していると要注意です。何はともあれ、冬の時期に高熱で受診された患者さんを単純にインフルエンザ、感染症と考えてはいけません。ちゃんと職歴を聴きましょう、ほとんどの内科の教科書にはそのようなこと書いてないと思いますが...



以下日記

・昨日1/13(土)は、午前中城北診療所で外来。午後から水島へ行って3時間ばかり自分の研究のためのデータ入力。そして、19時から22時まで、美観地区近くの居酒屋?で、私のファンの集い(と、幹事さんが言っていた)・・・水島の私の産業医学科外来についてくださっている看護師さん+αの5名の女性たちとお食事会です。集まった人間が私を含む60大前後名、40代(と思う)2名、20~30代(と思う)2名と3世代でした。なので、私が言うことがなかなか通じない。ex. サミー・デイビス・ジュニアが分からない、大阪万博分からない、所得倍増計画わからない...でも、いいんです。おっさんに付き合ってくれてありがとう。

・本日1/14(日)は、午前中水島へ行って自分の研究活動。お昼は3km弱ウォーキングをして、古狸庵で昼食。そして帰宅。家では、来週の講義の準備をしながら庭の枯れ葉を拾ったり、自分の部屋の片づけをしたり。そして、夕食は、なんと贅沢なカレー鍋。何が贅沢と言うと現在高値のキャベツを入れたから。昨日は、あまり飲まなかったことをエクスキューズにビールとウイスキーを飲んで、このブログを書いております。現時点では「知多」を飲んでおります。これを書き終えたら、歯磨きして寝ます。(現在お布団は布団乾燥機をかけております)明日は、ちゃんと早起きして、朝勉して大学院へ。午後は病院で外来です。確か予約患者数は少なかったと思います。楽しく外来できるかな?

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牛痘ウイルス感染症/優しい人たち

今週のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに牛痘ウイルス感染の写真が載っておりました↓


Cowpox Virus Infection

Ewa Talarek, M.D., Ph.D., and Magdalena Marczynska, M.D., Ph.D.

N Engl J Med 2018; 378:181 Jan 11, 2018

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1702548

・牛痘についての『医学書院医学大辞典第2版』の説明↓

牛痘 cowpox

ポックスウイルス科(Poxviridae)に属する牛痘ウイルス(cowpox virus)で起こるウシ痘瘡であるが,一般に乳房に限局し致命的とはならない。稀に偶発的にヒトへ感染するが,一般に重症化することはない。感染細胞の電子顕微鏡観察では,ウイルス増殖の場であり種々の段階の粒子がみられるB型封入体と,成熟ウイルス粒子からなるA型封入体がみられる。1796年,ジェンナー(Jenner E)が経験的観察から,搾乳婦の手に発痘した痘疱内容液をヒトに接種して痘瘡の予防ワクチンとしたことは有名である。しかし,従来全世界で種痘に用いられてきたワクシニアウイルスは起原が不明で,牛痘ウイルスと同一ではない。

関連して、痘瘡ワクチンについて↓

痘瘡ワクチン[英]variola vaccine[英]variolovaccine
[同義語]天然痘ワクチン

弱毒生ワクチンで,痘瘡の感染防御ワクチンとしてワクシニアウイルスから製造される。ワクシニアウイルスは,ヒトの痘瘡ウイルスともウシの牛痘ウイルスとも異なる別種で,由来は不明であるが,抗原性は痘瘡ウイルスと酷似し,安全で十分な防御効果が得られることから,WHOはワクシニアウイルスのリスター(Lister)株を痘瘡根絶計画のワクチン株として勧奨した。その結果,1980年にWHOが地球上からの痘瘡根絶宣言を行い,ワクチンの接種も不要となった。わが国では1986年までリスター株によるワクチン製造が行われていたが,以降の製造は中止されている。しかし,2001(平成13)年より,バイオテロ対策としてわが国での製造と備蓄とが開始されている。ワクチンはわが国で開発された弱毒株LC16m8株を用いた生ワクチンである。類義語に牛痘ワクチン,痘苗がある。牛痘ワクチンはジェンナー(Jenner E)によって発見された,痘瘡の予防のためにヒトに接種した牛痘の痘苗。痘苗(vaccine lymph)はヒトの痘瘡の予防接種ワクチンとして用いられた牛痘のうみとかさぶた。


・あと、日本獣医学会の説明↓



・おまけ↓



・どうも、牛よりも猫が問題みたいですね。


以下日記

・また、ちょっとブログのあいだがあいたので過去を振り返ります。

1/10(水)は午前外来。午前外来と言いながら、終わったのは14時半。(本当に終わったのは、15時過ぎ)ちょっとだけ病棟のカンファレンスに出て、すぐ夜間診療です。午前ほど多くはなかったものの、25名の患者さんで、それなりに忙しかったような。その日の夜のSNSで二つのショックなことが...一つは月曜日に久々にあって挨拶した知人が突然亡くなったという知らせ。もう一つは、知人の院長が今年度いっぱいで退職することになったと。(あまりいい形ではない退職)なんか、この二つの知らせを見て神経が高ぶって、早く寝ることができませんでした。

1/11(木)は午前外来。午後事務作業して、夜間診療。そして、当直。幸いなことに真夜中は起こされることありませんでした。

1/12(金)本日は、当直明けで午前外来。外来診察室に行く途中あった看護師さんたちが口々にお疲れ様、お疲れさまと言ってくださり、とってもありがたかったです。(私が、結構大変な外来をしていると知ってくださっているのでしょう)その言葉で救われます。また、外来で数か月ごとに診察している患者さんが、「先生との会話を楽しみにしています」といわれて、これまた「救い」となっています。結構しんどい仕事を今まで続けてこれたのも、こういう人たちの励まし、ねぎらい、気遣い、支えがあったからだと改めて感じました。感謝、感謝です。

・今日の午後は産業医面談。そして、14時半、病院を出ました。久々に時間ができたので、ホームセンター三か所回って買い物。(欲しかったラックがなかったので、まわっていきました)で、帰宅は16時10分。お茶飲んでから、来週土曜日の講義の準備。(過期産や前置胎盤、胎盤早期剥離等、日ごろ私が縁のない病気の勉強)そして、お風呂入って夕食。録画の「マツコの知らない世界」を観ましたが、YOSHIKIのことでした。芸能人格付けチェックでGACKTと一緒にでているのをみて、ちょっと興味をもっていたのですが、たまたま続いたので観ていましたが、何か、すごい人だなと思いました。今度22年ぶりにCD出すみたいなので、買ってみようか。(その前にアムロちゃんのか?)

・さて、これから寝ます。明日は福山の診療所で、外来。その後水島へ行って自分の研究のデータ入力。夜は、私のファンの集いで、酒池肉林です。(酒池肉林の意味を取り違えている人がいるので、ちゃんと調べてね)

・調べるということで思い出しましたが、今日たのんでいた広辞苑第7版を本屋さんが病院に持ってきてくれました。それを持った瞬間腰がいたくなりました。昨年末より腰痛がでていましたが、最近ちょっとずつ良くなってきていました。で、自分でも腰痛は「甘え」ではないかと「心配」しておりましたが、やっぱり本当に痛いんだなぁと認識いたしました。ちなみに広辞苑(普通版)の重さは、約3.3kgだそうです。

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ACE阻害薬による血管浮腫/今年初の大学でのお勉強

以前にも標記テーマは、このブログで書いたことはありますが、自分の記憶強化のためにも、また書いておきます。ACE阻害薬の副作用で怖いなともうのは上気道の血管浮腫と消化管の血管浮腫です。前者は文字通り命取りになるし後者は診断が難しい。↓のようなレポートがあります。


Angiotensin-converting-enzyme Inhibitor-induced Intestinal Angioedema


Intern Med 54: 3247, 2015




・この患者さんはACE阻害薬を飲んだ2日後に腹痛が起こっていますね。もう一つ日本語のレポート↓


ACE阻害薬による血管性浮腫が疑われた舌腫脹の1例




・上の論文の中で「薬剤服用開始から症状出現まで の期間は1日から5年以上の報告がある」と書かれています。数日から2週間くらいで発症したなら、分るでしょうが、5年となるとチトわかんねぇな。(「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」風・・・これ自体が、チトわかんないだろうな)


・最後に、厚労省の重篤副作用疾患別対応マニュアルの血管性浮腫(血管神経性浮腫) ↓





以下ちょっとだけ日記

・本日は6時起床。ちょっとだけ朝勉をして大学へ。案の定電車は混んでおりましたが、何駅か立ってから座れました。最近運動不足なので、岡山駅から医学部までは歩いていきました。午前中は、学生の勉強会、お昼教室研究会、午後は旅行医学の講義(ブラジルのお話でした)、そしてエピ・トレという疫学「講義・演習」。間がちょっとあって、CRITICAL APPRAISALでした。これは、癌患者に対するビタミンCの大量投与についての文献。なかなかツッコミどころいっぱいで面白かったです。18時に終わり帰りちょっとだけイオン岡山によって買い物して、19時半に帰宅。風呂入って、夕食。今日はアルコールは控えてノンアル。そして、このブログを書いております。最近夜は勉強する気力・体力がないので、これから歯磨きしてもう寝ます。明日は、午前外来、午後カンファレンス、夜間診と長丁場。ちと、しんどいぞ。

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歯茎のカタツムリが這った跡をみて何を考えるか/前川喜平さんの話は「きいた」けど

Lancetのclinical pictureに歯茎にカタツムリがはったようなある患者さんのレポートがありました↓


Non-healing ulcerative paronychia
・診断名は、Pyodermatitis-Pyostomatitis Vegetans。医中誌でこの言葉を入れてみると22件ヒットしましたが、日本語訳は載っていませんでした。ヒットした文献の一つに『皮膚病診療』という雑誌に「【聞き慣れない病名 2005】 pyodermatitis-pyostomatitis vegetans」というタイトルがついていたので、私が知らなかってもそう問題はなかったのでしょう、と安心。(←ホンマかっ?)
・私の手元の医学辞書には、pyodermatitis vegetansは増殖性化膿性皮膚炎、pyostomatitis vegetansは、増殖性化膿性口内炎と訳はありましたが、pyodermatitis-pyostomatitis vegetansという項目は載っておりませんでした。
・ポイントは、潰瘍性大腸炎、クローン病との合併があること。↓で紹介している二つ目の論文に「In most cases, gastrointestinalsymptoms of IBD precede PD-PSV. However, cutaneous lesions may precede gastrointestinal symptoms in approximately 15% of patients3, indicating the need for the evaluation for IBD even if patients with PD-PSV have no gastrointestinal symptoms.」と書かれていました。
・あと注意点していただきたいのは、今回のブログの標題ではカタツムリの這った跡と書きましたが、結構多彩な口腔内病変があるようです。
・あと二つレポートを↓
Indian J Dermatol. 2017 Jul-Aug; 62(4): 434–436.

Pyodermatitis-pyostomatitis Vegetans

・↓は、歯肉がsnail track
Ann Dermatol.2015 Oct;27(5):624-5. doi: 10.5021/ad.2015.27.5.624. Epub 2015 Oct 2.

Pyodermatitis-Pyostomatitis VegetansAssociated with Crohn's Disease.



以下日記

・今日は自然と6時半前に目が覚めて、11時までは勉強とお片付け。11時過ぎに配偶者と岡山(市)へ。まず、イオンに行って軽食とって、買い物して13時20分頃に岡山国際交流センターへ。13時半から16時半まで「加計問題を考える会」主催の「前川喜平さん・寺脇研さんズバリ加計問題を斬る」という講演会に参加するつもりでした。ところが、行ったらなんと満員。300人入る8階のホールが立ち見で、いっぱい。急遽地下に別室をもうけて中継でみられるようにしましたということで、私たちは地下へ。ところが無線の接続、動画の映写の設定がうまくいかず、15分くらい予定時間超過。で、もって8階と地下を無線でつなぐソフトが、多分無料だったのでしょう、ところどころ講演中に関係ないコマーシャルが入る。また、画像はピンぼけているし音がとても聞き取れない。おまけに機器が設定できる人が、最初に設定したらいなくなって途中は分からない人が対応している。で、うまく映像がみられだしたと思ったら、司会者?が地下とつながっていないからもう一度(実はもう視聴できていたのに)と、講演を途中で止めてしまう。もう、グデングデン。私が、今まで参加した講演会の中で一番段取りと言うか、対応が悪かった講演会でした。何とか、前川さんの講演のみはきいて、あとの討論会はパスして抜けて帰ってきました。会を開いた方々は、当然まじめに善意でやっておられるでしょうが、運営は最低でした。(俺たちは、良いことをしているんだ。多少の失敗には目をつぶれ、というようなお気持ちをお持ちでしたら、ぜひ、そのような考えはすててもらった方が良いと思います。)To err is humanですが、失敗した後の対応がまずかったですね。

・予定より早く16時くらいに帰宅。配偶者と御座候でお茶して、あとは勉強と講義の準備です。18時過ぎにお風呂入って、夕食+アルコール摂取。で、このブログを書いております。現在21時過ぎました。これから歯磨きしてサッサと寝ます。

・明日は1日大学院。久々に学友(古い言い方?)と会うのがちょっと楽しみかな。

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より漏れの少ない石綿関連疾患の労災・救済申請への方策/EMOJIとエルミタージュ美術館

・本来なら業務上疾病として扱うべき疾患が、そうなっていない事例を経験します。石綿関連疾患もしかり。表題のような論文がありました↓


より漏れの少ない石綿関連疾患の労災・救済申請への方策(試案)

―特に石綿肺がんについて




要旨:【はじめに】平成 27 年度に富山労災病院が関与した石綿肺がん労災認定案件は,すべて富 山県内症例で 4 件であった.一方,厚労省発表の同労災認定件数は 5 件であった.すなわち,相 当数の石綿肺がん症例が未申請と考えられた.そこで,石綿関連疾患,特に石綿肺がんに関して, 漏れや隙間の少ない労災・救済申請等への方策の試案を考えたので報告する. 【申請漏れの推定原因】医師の石綿関連疾患そのもの及びその法的取扱に十分な知識と理解が 普及していないこと,一方,患者サイドにも制度に関する知識が充分普及していないことが原因 と考えられる. 【漏れを防ぐ方策試案】以下を提案したい. ①学会を通じて,呼吸器疾患を実際に診療している医師に,石綿関連疾患の知識及び法的取扱 いの概略を理解してもらうこと. ②介護保険申請等のように,コメディカルからの石綿関連疾患の労災申請・救済申請を進める 方策をとること. ③他の公的制度,機関の機能に連携させること. ④石綿関連疾患を発症してしまった離職者の元同僚間の繋がりを活用すること. 【まとめ】現在日本では,石綿被災者に対する制度は順次充実しつつあるが,実際の石綿関連疾 患罹患患者等に対する国の各種制度利用は十分とは言えない.この現実を打破するために複数の 方策を考えた.今後は,各方面で議論して頂き,それらの実現を期待したい. (日職災医誌,65:332─336,2017)


・本文の中で、「未だ ①多くの呼吸器科医には,「石綿肺がん」なる概念が無 い. ②持っていたとしても,前記自験例の様に「石綿が発 症原因となった肺がん」と証明出来た症例のみが,労災 認定,補償対象になると理解している印象がある.労災 認定基準が存在し,石綿が肺がんの原因となった(とい うことは現在いかなる方法をもってしても証明は出来な いのだが)という証明無しでも認定されることはほとん ど知られていない. いずれにせよ,総じて,呼吸器科関連医全体,又患者 サイドへの石綿関連疾患の労災・救済の制度の周知普及 は十分とは言いがたい.」と書かれています。私も、心の中では思っておりましたが、ようこう言い切った、論文に書いたなと感心いたしました。本文の中に書かれているような事案に現在ちょっとかかわりつつあります。私の気持ちは、「もっと、制度のことを理解せいよ」と「患者の立場に立ちなさいよ」です。



あっという間に、以下日記

・皆様お楽しみのブログが、2日とびましたことを深くお詫びいたします。いつものように、過去を振り返ります。

1/5(金)は午前中外来。予約患者さんがそれなりに多かったのに、あえて私をご指名する予約外の患者さんが結構おられて、診療は14時まで。疲れました。大体、患者さんの診療が終わればそれで済むというものではなくて、書類の作成等事務作業が残っております。疲れ切って14時半病院をでました。(本来嘱託医の私の契約は、金曜日は、13時までです。)お昼ご飯はうどんが食べたかったのですが、さすがに里庄の丸亀製麺までいく気力はなく、近くの8番らーめんで野菜ラーメンと餃子をいただきました。その後コーナンで買い物して16時頃帰宅し、そのまま20分くらいウォーキング。あとは、部屋の掃除と事務作業、勉強。ブログも書こうと思いましたが、力尽きて寝ました。

1/6(土)は京都橘大学で講義。成人の日の式典に参加する学生さんが多くて、出席者すくなーっ!でも、講義はちゃんとして、その後は「遊び」。大阪の谷町6丁目にある紙匠雑貨EMOJI↓というところで、オリジナルノートをつくってもらうようにしました。(贈答用)




接遇もよく、気持ちよく注文できました。

その後明石まで行って長女と落ち合い、魚の棚の中にある「ひらじい」という居酒屋(?)で夕食。





その後ちょっとだけ駅前のナガサワブングセンターでラインマーカー買って、スーパーでウイスキーとミカン買って二見町の実家に帰りました。ウイスキーちょっとだけ飲んで、布団の中で長女おすすめの四コマ漫画読みながら眠りました。

・本日1/7(日)はアイちゃんには8時に起こしてねと頼んでいましたが、自然と7時46分起床。シャワー浴びて、着替えて山陽電鉄で岩屋まで。朝食摂ってなかったので、駅近くのセブンイレブンにはいって豚まんとスヌージー買って、兵庫県立美術館まで歩きながら食べました。それにしても、びっくりしたのは、このコンビニのお姉さん二人の愛想の悪いこと。コンビニの挨拶って、マニュアル化されていてそんなに好きではないのですが、マニュアル通りもしていないのも違和感を感じますね。ただ、お二人とも長時間労働や家族に問題を抱えているとかご事情があったかもしれませんが...

・本日メインは、兵庫県立美術館で開かれている『エルミタージュ美術館』展。




予想通りチケット買うのにも並ばないといけませんでした。(当然学生料金で購入)会場自体は、混んでいるものの全然見られないというわけではありません。いつも美術館へいったとき、よく見えないので、単眼鏡買おうと思うのですが、まだかえておりません。今度はゴッホ展にいくので早いうちに買おう。

・展示されている絵は、結構大きな絵がおおくて、目の悪い私にはよかったのですが、あまり私が「これはっ!」というような絵はなかったですね。ただ、最初の方に展示されていた「聖家族」のマリア様がとっても美人だなと思ったのと、子どもの頃のマリア様を描いたのがかわいかった。あと良かったのは、結構一般ピープルの働く絵があったり、市民の風俗が描かれている絵があったことでしょうか。あと、「カトリーナ・レーニンクの肖像」というのみたら、何故かしら、スター・ウォーズの「クイーン・アミラダ」を思い出しました。最後に、一番最初に展示しているエカテリーナ2世の絵なんですが、胸のところが何か不自然なのですが、そう思うのはわたしだけ...

・エルミタージュ美術館展にあわせて、県美プレミアム(コレクション展)も観ました。(1月8日までは無料)「私の話を聞いてくれ」のインパクトが強かった、鴨居玲の絵が3つありました。見た瞬間に、ああ、この画家の絵ねとわかるものですね。あと、斎藤智というひとのある場所の写真を撮って、それを原寸大にして、同じ場所に置くというのが面白く感じました。なんのこっちゃとと思う人は↓




・あとは、帰宅。途中三宮でラーメン食べて、新神戸から帰ってまいりました。帰宅は15時20分頃。配偶者とお茶飲んで、あとは事務作業。(昨日講義を休んだ学生さんにパワーポイントの資料をPDFにして課題と送付)スケジュール調整。資料整備。それだけであっという間に時間がたちます。

・さて、これから風呂入って夕食。ビールをいただきましょう。

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ポーランド症候群/孤独のグルメおもしろい

・病名をつけるルールってないんですよね。人の名前つけたら地名付けたりしています。基本的には病態を反映するような名前を付けてほしいと思うものです。今週のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEにポーランド症候群というのがありました。最初国の名前からとったのかなと思ったら、(多分最初に報告した)Dr.の名前みたいです。『医学書院医学大辞典第2版』の説明が↓


ポーランド症候群


鎖骨下動脈血流障害シークエンス(subclavian artery supply disruption sequence)の症状の1つに挙げられ,胎生早期における内胸動脈分岐部より近位部での障害によるとされる。一側性の合短指症と大胸筋胸骨枝の欠損を呈し,遺伝性はない。(Alfred Poland,1820-1872,医師,英)


で、NEJMのレポートが↓


Poland Syndrome

Kelsey R. Kennedy, B.S., and Apphia L. Wang, M.D.

N Engl J Med 2018; 378:72 Jan 4, 2018  

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1709713

 

・この患者さんの幼少期や青年期は大変だったのではないかと思うのですが、実際どうだったのでしょう...

 

あっという間の以下日記

・なんせ、眠い。今21時ですが、眠くて仕方がありません。今寝たらめっちゃ早く目が覚めると思って我慢して、このブログを書いております。

・本日1/4(木)は5時半におきて少しだけ朝勉しました。そして、最も恐れていたこと、年末年始のゴミ出しをして出勤です。ごみ袋は45L6袋。案の定ごみステーションは山盛り。ごみ袋をほおりなげて上の方に積まないといけなかったのですが、腰にこたえました。

・午前は水島で産業医学科外来。つつがなく終わりましたが、書類がいっぱい。お昼病院近くの古狸庵という饂飩屋さんで、かけうどんを食べて書類作成。14時半すぎ玉島へもどって15時から30分強研修医に論文の読み方(critical appraisal)の講義。その後レントゲン読影、その後会議。で、帰宅は19時。お風呂入って夕食。録画の「孤独のグルメ」をみておりました。これは、配偶者が録画していたものですが、年末年始あまりTVを見ない私が、観ておりました。いろんな、表現が面白いですね。今日なんかは、「***は別世界交響曲」とか「試合に負けて、勝負に勝った」なんて、ステーキとオニオンライスを夜中に食べ終わって言っており、ちょっと笑ってしまいました。で、睡魔が襲ってきました。もう、さっさとベッドに入って落語ききながら寝ます。


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SSP:医学生・研修医の性的非行にどう対応し、どう防ぐか/一つ違いで1000万円逃す

私は、以前管理者として、また、産業医として職員さん達に、再三、再四アルコールの飲みすぎ、飲酒運転、アルコールハラスメントについて注意喚起しておりました。毎年報道される大学の新入生歓迎会での飲酒による死亡事件は心痛むものです。

・アルハラの話題のみではないですが、ちょっとふるいですが、医学教育学会の昨年9月に行われたシンポジウムのレポートがhomepageに載っておりました↓ 教育に携わる方はご覧ください。(現在私はほとんど携わってないのですが)




・個人的には、大体アルコールの事は知っておりましたが、性暴力については知らないこともそれなりにありました。性暴力やアルコール問題が行らない職場(環境)作りが大切ですね。(管理職の時代から意識はしておりましたが、そのことを改めて思い出しました)




以下日記

・どうも体調が悪く、本日1/3(水)は7時半過ぎ起床。朝食摂って土曜日の講義の準備。掃除、勉強etc.胃の調子も何となく悪いのですが、三女に食べすぎやと言われてしまいました。ごもっとも。実は、昨年夏に北海道に行ったとき人生最高の体重になって帰ってきておりましたが、なんとか元に戻りつつあったときにこの年末年始で、さらに最高を更新。やばいです。で、昨日に引き続き15時過ぎにウォーキング。気持ちよろしおす。(当然体重が減るということは期待しておりません)

・その後は、部屋の掃除や事務的な作業。この事務的作業の中に昨年かった年末ジャンボ宝くじの当選確認作業が入っております。なんと、数字一つ違いで1000万円逃しました。この悔しさで、宝くじ依存症になりそう・・・ということは、ありません。それにしても、おしかったなあ。まあ、1000万円あたっても、あぶく銭ですから、すぐなくなるでしょう。・・・それにしても、おしかったと数か月ひきづったりして。(ウソ)

・さてこれから夕食を挟んで明日研修医にする講義の準備(論文の読み方)をいたします。それが終わったら明日からの仕事に備えてさっさと寝ましょう。

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大伏在静脈グラフト瘤から喀血/膝も痛くなってきたぞ

私、呼吸器系疾患の患者さんを多く見ていますので、喀血に関する論文は気になります。大伏在静脈をつかった冠動脈バイパス術後に喀血をしたというレポートがありました↓


Hemoptysis from a Ruptured Saphenous Vein Graft Aneurysm


Intern Med 57: 143-144, 2018




・喀血はしてないけどかなり大きくなった静脈瘤を手術したレポートもありました↓


冠動脈バイパス術後の大伏在静脈グラフト瘤に対する手術経験 手技上の工夫を中心に


日本心臓血管外科学会雑誌 44巻6号 (2015.11)




Abstract:症例は74歳女性。17年前に、多枝冠動脈病変に対して大伏在静脈による冠動脈バイパス術3枝を施行された。今回、術後の定期心エコー検査で縦隔腫瘤として当院に紹介され、造影CTの結果、右冠動脈にバイパスされた大伏在静脈グラフト瘤と診断された。瘤は60mm大で、内腔は中枢側吻合部起始部のみ造影され、その末梢は血栓で満たされていた。冠動脈造影では、左前下行枝・左回旋枝へのグラフトは変性していたが開存しており、右冠動脈領域へは側副血行路を認めた。人工心肺補助下に再胸骨正中切開で開胸し、心拍動下に中枢側吻合部の閉鎖と可及的な瘤切除を行った。術後は合併症なく経過し、26日目に退院した。手術に関して、安全に行うための手技上の工夫を要したので報告する


・心臓の手術をした患者さんの喀血、要注意ですね。(そもそも、喀血はすべて要注意ですが)


以下日記

・本日1/2(火)は、7時起床。今日もまた日の出をみました。太陽の周囲の空と雲の色の変化が面白かったですね。なんか、雲が薄紅色のところは天女がいそうなかんじ...

・今日も1日自分の勉強、講義の準備、掃除でしたが、15時過ぎからちょっと外に出て、初もうでとウォーキング1時間弱。地域のお宮さんにはほとんど人がいませんでしたが、おひとりちょっと私より年配の方と雑談。(神社の由来や近くにあるお地蔵さんや、33か所とか34か所というような話)田舎のええ感じですな。

・それにしても、どんだけ片付けに時間がいるのでしょう。まあ、大分きれい???にはなってきておりますが。庭の掃除もしゃがんでしていたので、腰に加えて膝も痛くなってきましたわ。もう、ワヤ。

・今日はアルコール飲まずにねます。で、明日は早起きしたいと思っております。

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ニューモシスチス・イロベチイによる多発肺嚢胞/昨年行った美術館等

微生物学は微生物学のご都合があるでしょうが、微生物の名前の付け方や変更については、臨床医にも配慮してほしいなぁと思うのは、私だけでしょうか?昔ニューモシスチス・カリニといっていた微生物が最近?はニューモシスチス・イロベチイと名前が変わって、どうも覚えられないし、呼びにくい。それはさておき、それによる多発嚢胞のレポートがありました。で、きれいに治っているので、感心しました↓


Multiple Lung Cysts Due to pneumocystis jirovecii Pneumonia

Intern Med 57: 157-158, 2018



・本題から外れるかもしれませんが、何故この患者さん、抗ウイルス薬やめちゃったんでしょうかね?症例報告という患者さんの「個性」を捨象した医学の営みでしょうが、患者さんの人生においてはいろんな「ドラマ」があったのでしょうに...似たような感情をもつのは、職業性疾患の報告です。この患者さんちゃんと労災補償がうけられたのかな?と心配になるのですが、ほとんどの「症例報告」には、そのようなことが書かれていません。患者さんの「人生」を捨象するのは科学的かもしれませんが、「実践的」(何かいい言葉がないかしら)ではないような気がいたします。


以下日記

・今日は何故だが自然に5時半過ぎ起床。朝勉して、7時過ぎに我が家の庭から初日の出をみました。ちょうど観終わったときお雑煮ができて、朝食。その後配偶者と三女は、アリオ倉敷・三井アウトレットパーク倉敷へ福袋の買い出し。私は留守番。(長女、次女は帰省しておりません)1日家で勉強と掃除(庭の枯れ葉をあつめたり、草を抜いたりも含む)を交互に繰り返しておりました。昼食は、賞味期限の過ぎたカップ麺のキムチ入りチキンラーメン。卵を入れたらよりおいしいとパッケージに書いていたので生卵入れてお湯を注いでまつこと3分。結構おいしかった。妻子が返ってきたのは14時ころでしょうか?口福堂のお菓子買ってきたので、それをいただきました。その後妻子は長ーい眠りに。私は、相変わらず勉強、講義の準備、掃除でございます。

・日が落ちて、風呂入ってビール飲んで、ウイスキー(「あかし」)飲んで、夕食摂ってこのブログを書いております。夕食中は、追っかけ再生で「芸能人格付けチェック」見ておりました。ガクト様は、好きだけど、1億円の腕時計は、なんとも...俗物のような気がいたします。値段言わなかったらいいのに。

・さて、話変わって、標題のように昨年言った美術展や博物館を見直してみました。


3/5(日)『古代ギリシアー時空を超えた旅ー』展 於 神戸市立博物館

7/2(日)『ベルギー奇想の系譜』
    『ブータン しあわせに生きるためのヒント』展  ともに於 兵庫県立美術館
7/16(日) 『自然と暮らす切り絵の世界』 於 神戸ファッション美術館
     『手塚治虫』展 於 神戸ゆかりの美術館
7/30(日)『山岸涼子』展 於 京都国際マンガミュージアム
8/12(土)『東郷青児』展 於 ふくやま美術館
8/26(土)『あこがれ アルフォンス・ミュシャに魅せられた人々』 
     於 堺アルフォンス・ミュシャ館
9/2(土)『バベルの塔』展 於 国立国際美術館(大阪)
11/5(日)『萩尾望都』展 於 神戸ゆかりの美術館
    『宮脇綾子』展 於 神戸ファッション美術館
11/23(木)『戦時下の画業』 於 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
・ウーン、あんまり行ってないな。今年は、もっと行きたいな。まずは兵庫県立美術館の「大エルミタージュ美術館展」(いけるかな???)、そして「ゴッホ展」(京都国立近代美術館)そして、「ターナー展」(京都文化博物館)。「プラド美術館展」(兵庫県立美術館)あと、何があるでしょうね?ふくやま美術館で「堂本印象」展があるみたいですが、どうも「交響」はでないようなので、行くまいか?(もし「交響」あるなら、マストで行きます)


上記以外にホスピタルアート関係で

2/3(月) 耳原総合病院 於 堺

3/31(金) 四国こどもとおとなの医療センター 於 香川県善通寺市

7/29(土) モーネ工房(京都) 訪問


と言ってまいりました。おかげで切り紙、コラージュという趣味ができました。今年は、その腕を上げていきたい。将来は、倉敷連合医師会の美術展に出してみたいと思うものであります。

・さて、これから寝にいきます。例によって落語を聞くか、『短編復活』を読むか...そうそう、今日見る夢が初夢ですよね。いい夢見られるかな?



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