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十二指腸憩室で腹痛/ほぼ準備完了

・私、腹痛の原因として十二指腸憩室というのは頭に浮かばないのですが、こういうことがあるのですね。↓のような症例報告がありました。


Chronic Pain Due to True Duodenal Diverticulum

Intern Med 56: 2237-2238, 2017



・これは、憩室内の圧が高くなったために腹痛が起こるのでしょうか?

『医学書院医学大辞典第2版』には、以下のような説明がありました↓


十二指腸憩室

①先天性憩室(筋層あり),②第一次憩室(後天性:筋層を欠く),③第二次憩室(仮性:周囲臓器の病変からの牽引)に分けられ,頻度は②が最も多く,③がこれに次ぎ,①は稀である。①,②はファーター乳頭部近くの膵頭側に生じることが多く,特に傍乳頭部憩室によって引き起こされる胆道および膵の障害をレンメル症候群という。合併症がなければ特に治療は要さない。

 

この症例の場合は↓ですね。

 

先天性十二指腸憩室

 

胎生期の異常が原因といわれ,十二指腸下行脚に好発し腸管内に嚢状に突出する稀な憩室。憩室の大きさにより上腹部不快感,腹痛,食後嘔吐などの症状を呈するが,出血,膵炎などを合併することもある。治療は憩室切除術が行われている。

 

・上部消化管造影や内視鏡で十二指腸憩室がある患者さんも、注意してみておかないといけませんね。

 

以下日記

・8/11にブログを書いてから途切れていたので、過去を振り返ります。

・8/12(土)は福山の城北診療所で午前中外来。それなりの患者さんの数で、暇を持て余すということはありませんでした。お昼は専務さんが、うどん屋さんに連れて行ってくれました。ちょっと細めのうどんでした。私が頼んだのは天丼と暖かいうどんがセットになっていたものですが、もし今度来るならざるうどんを食べてみたいなと思いました。『饂飩屋康平衛(うどんやこうべえ)』というところでした。

 

・お昼ご飯の後は、ふくやま美術館へ。東郷青児展をみました。絵の雰囲気が変わっていくのが面白かったですね。そのあと福山駅からちょっと離れた「リム・ふくやま」というビルというかショッピングモール?でお買い物。生まれて初めて、「手芸センター・ドリーム」でリボンを量り売り(と言うのか???)で2種類1mずつ購入しました。ええ、おっさんが手芸センターをうろついて、恥ずかしかった。あとセリアやくまざわ書店によりましたが、後者では文具20%引きに惹かれて、ボールペンと安い万年筆を買いました。そのあとよせばよいのにロフト行って、収納のあるクリップボード購入。最後にサンステで広島カープの赤の三色ボールペン(三色ではなく、三つのインクすべて赤、三軸ボールペンとでもいうべき)や口福堂でわらび餅等買って帰宅。帰宅後はまじめに、講義や学会の準備。

・8/13(日)午前中は昨晩に引き続き、学会・講義の準備。午後はそば打ちクラブ。後片付けせず、「早引き」させてもらって、午後はひたすら学会の監査。一応、終わってほっといたしました。その後もいろいろやってアルコール。

・8/14(月)は、いつもは大学ですが、さすがにお盆やすみ。午前中は、学会発表準備。お昼里庄町の丸亀製麺に食べに行ったら、すっごく人がおおくて、結構待ちました。さすが、お盆。(TVのコマーシャルもきいているのかな)午後から病院で外来。さすがにお盆のせいか、患者さん少なし。(逆に、帰省していて調子が悪くなって受診される方も多いのですが、この日はそういう人いなかった)で、予約患者さんの診療が終わって、レントゲンのダブルチェックをしようとしたら、なんとモニターがおかしくて見ることができない。で、さっさとあきらめて、18時半に帰宅でした。相変わらず、学会・講義の準備。

・8/15(火)本日午前は自分の人間ドック。11時前には終わりました。胃カメラは、最初はよかったけど最後の方でエグエグいいました。ちょうど咽喉のキシロカインの麻酔がきれてきているなという感覚を感じました。完全に麻酔が切れる前に終わって良かった。帰り郵便局によって学会費振り込んで、こりもせず再び丸亀製麺へ。今日は昨日より時間早かったし、お盆も終わりのせいか、昨日ほどは混んではいませんでした。釜揚げうどん食べて、帰宅。あとは、講義と学会の準備。ついに本日講義の準備終了。学会準備も一応終了。ホッとして祝杯を挙げたいところですが、今日はやめときます。さて、これから研修医に講義するための呼吸管理のレジュメ作成準備。早めに寝たいですが...


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Platypnea-orthodeoxia症候群/危険な食パン

・普通呼吸困難を訴える患者さんは、仰向けでは苦しくて座ると楽になります。まれですが、仰向けのほうが楽で、座ると苦しい、かつ酸素飽和度が下がるという病態があります。それが今回の標題(食パンは関係なし)のPlatypnea-orthodeoxia症候群で、PO syndromeと略されることもあります。過去何回かこのブログで取り上げたことがありますが、私自身遭遇したことがない(見落としている?)ので記憶の強化のため、ひつこくそれについてのブログを書きます。↓のような症例報告がありました。


Platypnea-orthodeoxia Syndrome Induced by an Infected Giant Hepatic Cyst

Intern Med 56: 2019-2024, 2017



【Abstract】An 83-year-old man was admitted with a chief complaint of exacerbation of dyspnea. His blood oxygen saturation was 90% in the recumbent position despite oxygen therapy, and it dropped to less than 80% when the patient attempted to sit upright. A computed tomography scan revealed a giant hepatic cyst compressing the right atrium and the inferior vena cava. After percutaneous drainage, the oxygen saturation improved and did not change with alteration of the patient’s positions from recumbent to sitting or standing. This case report describes a patient with the platypnea-orthodeoxia syndrome due to a giant hepatic cyst successfully managed by percutaneous drainage.


・肝疾患でも酸素飽和度が下がるということは知っていたほうが良いですね。部分肝切除でもこの症候群がおこったという症例報告もありました↓


Platypnea-Orthodeoxia Syndrome: An Unusual Complication of Partial Liver Resection



Internal Medicine Vol. 5 (2015) No.9 Np. 1067-1069


【Abstract】 Platypnea-orthodeoxia syndrome (POS) is a rare syndrome of severe hypoxemia upon assuming an upright position. It is classically described as shunting from the right atrium to the left atrium usually via a patent foramen ovale (PFO). Alterations in the intrathoracic anatomy after liver resection and regeneration may trigger this condition in patients with clinically silent PFO -a previously unreported cause of POS.





・おまけに、最初の論文が引用していた論文がfreeで読めるので貼り付けておきます↓


Rev Bras Ter Intensiva. 2014 Jul-Sep;26(3):313-6.

Platypnea-orthodeoxia syndrome in patients presenting enlarged aortic rootcase report and literature review





Abstract

We describe herein a case of a patient who, when in orthostatic positions, had severe hypoxemia and ventilatory dysfunction. Although the severity of symptoms required hospitalization in an intensive care setting, the initial tests only identified the presence of enlarged aortic root, which did not explain the condition. The association of these events with an unusual etiology, namely intracardiac shunt, characterized the diagnosis of platypnea-orthodeoxia syndrome. The literature review shows that, with advancing research methods, there was a progressive increase in the identification of this condition, and this association should be part of the differential diagnosis of dyspnea in patients with enlarged aortic root.



以下日記

・今日は、午後4時まで寝過ごした夢を見てあわてて目を覚ましたら6時18分でした。朝ちょっと講義の準備して、朝食とって水島へ。14時くらいまで自分の研究のためのデータ整理です。途中いつもの古狸庵へいって、「ざるとろうどん」。うどんの触感がとてもよろしく、幸せな気分になりました。ここのうどん食べるとプチ・ハッピー。ハッピーにしてくれる食べ物屋さんって良いですね。そして、水島からの帰り、金光町の「麦畑」というパン屋さんによって、できたての食パンをかって帰宅。配偶者と1枚を半分にして食べましたが、うまいっ!お代わりでもう半分ずつ、結局1枚たべました。まだまだ食べられそうでしたが、ぐっと我慢。とてもおいしく食べ過ぎてしまう、「危険な」食パンです。皆様もどうぞ。I strongly recommend. ↓




・帰宅後は、集中講義の準備。夕方ちょっとだけ草抜き、そしてまた講義の準備。20時半に島根から帰省する三女を迎えに。電車がちょっと遅れていたようですが、無事pick upし、帰宅。あとは、家族3人で夕食。ローストビーフ。そして、麦畑の食パン。三女もめっちゃおいしい、やばいと連発しておりました。エガッタ、エガッタ。私といえば、ステラアルトを飲んで、山崎飲んで、これから知多を飲む予定。酔っぱらいながらも机の上の整理。眠くなったら寝ます。

・明日は、福山の診療所で午前中外来。午後は帰宅して、講義の準備。それに、学会発表の準備もしないと。三女がやりたいこといっぱいで時間が足りないと宣っておりましたが、右に同じどす。



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左の中葉?/オトーチャン頑張る

・歳をとってくると老獪になるというか、ちょっと意地悪になります。他のDr.のレントゲン所見の記載で、「右の中葉」というような表現を見ると、「中葉は右だけにしかないでしょ、わざわざ「右」といわなくてもっよいよ」と心の中で思ってしまいます。(口に出してはいわんけど)ところが、左の中葉というのがあるのですね。↓のようなレポートがありました。


Left-Middle-Lobe Pneumonia

Ling Yuan Kong, M.D.Yves Longtin, M.D.

N Engl J Med 2017; 377:e8August 10, 2017

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1700661

この患者さん、カルタゲナー症候群だったのですね。内臓逆位なら左の中葉ってありですね。(「かるたげなー」と平仮名で書くと岡山弁みたい)

カルタゲナー症候群の『医学書院医学大辞典第2版』の説明↓

 

カルタゲナー症候群 [同義語]カルタゲナー三徴 Kartagener triad

 

カルタゲナー(Manes Kartagener,1897-1975,内科,スイス)が記載した疾患(1933)。副鼻腔炎と気管支拡張症,および内臓逆位を三徴とする。本疾患はアフセリウス(Afzelius BA)が病態を線毛の異常によるものと明らかにし(1975),全身の線毛系器官の系統的疾患であることから原発性線毛機能不全症候群(primary ciliary dyskinesia,immotile cilia syndrome)と呼ばれることが多い。カルタゲナー症候群はその一部とされている。内臓逆位の原因は内臓の位置を決定するとされている胎性早期の胎児胚上皮の線毛運動の異常による。診断は電顕にて線毛の構造異常を証明。常染色体劣性遺伝。

 

以下日記

・8/6(日)のブログを書いてからご無沙汰でした。恒例により(学会の座長のパロディー)により、過去を振り返ります。

・8/7(月)は本来午前中大学勉強会なのですが、8月は出張でいっぱい外来を「倒す」ことになるので、大学は休んで臨時の外来。午後は、ルーチンの外来。そして、当直。まあ、大きなことなくて助かりました。

・8/8(火)は当直「明け」で外来。14時ころ帰宅して、真昼間からビール飲んで昼寝。夕方から講義の準備と学会の監査。監査なんて初めてしたので最初は要領がわからず、大変。ある程度やってだんだん要領がわかってきましたが、疲れました。結局寝たのは0時過ぎ。

・8/9(水)は、午前外来、午後カンファレンス、夜間診療4時間半。この夜間診療がしんどかった。20時半に終わって、帰宅は21時でした。もう、飲むしかないでしょ。(こういうときいつも「山谷ブルース」を思い出します。・・・どれくらいの人にわかってもらえるか?)

・本日8/10(木)6時前に起床し、久々に朝勉。朝食後燃えるゴミだして出勤。午前中外来。午後産業医面談。そして、休んでいるDr.の代わりに夜間診療。医局事務さんは、ずっと外来にいなくてもon call(患者さんが来た時に看護師さんのPHSで呼んでもらう)でいいんじゃないですかといわれたけど、胸部レントゲンのダブルチェックをしたいからずっと外来にいるつもりでした。ところがon callどころではなく、次から次へと患者さんがこられてもう大変、看護師さんもてんてこまい。まあ、後半はおちついてきて、19時半に終わることができました。帰宅は20時過ぎ。風呂入って夕食。本日もビール→ウイスキー。もう、しんどくて飲まずにはおれましぇん。これを書いているのは22時前ですが、もう歯磨きして寝ます。

・明日は水島へ行って自分の研究のためのデータ整理。夜は県外の大学に出ている三女が返ってきます。とてもうれしいことにオトーチャンに夏休みに読むべき本を紹介してほしいと。具体的には「~~を知ってますか」というようなものと。こりゃー阿刀田高の本ですよね。いっぱいあるぞ。でも、どこにあるのかな?発掘しないと。


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急な前腕の痛みとチアノーゼ/半日で3回入浴

・わたくし、呼吸器疾患以外に職業性疾患、と言っても塵肺と振動障害がほとんどですが、をみております。なので、上肢に痛みや手指のレイノー現象をはじめとする色の変化については、気になります。振動障害とは違いますが、↓のような症例報告がありました。






【抄録】急性動脈塞栓症(左尺骨動脈閉塞)を発症した上行大動脈内血栓症の1例を経験したので報告する.症例は61歳男性.左前腕に突然疼痛,チアノーゼが出現し,当院救急搬送となった.造影CTにて左尺骨動脈閉塞および上行大動脈に内腔を50%以上占拠する巨大血栓を認めたため,人工心肺使用,循環停止下に血栓除去術を施行した.病理組織検査では大動脈内膜は肥厚と軽度のアテローム変性を認め,血栓はフィブリン血栓であった.術後経過に問題なく,術後22日目退院となった.若干の文献的考察を加え報告する.


・この症例はまれですが原因がわかっておりますが、原因がはっきりしないことが多いみたいですね。何はともあれこういった疾患はすぐに大病院に紹介してみてもらわないといけませんね。

 


以下日記

・本日は5時48分起床。朝勉はせず、朝食。7時から8時過ぎまで地域の草刈りでした。たった1時間なのに汗だく。また、前腕も刈り払い機のせいか何か痛い感じ。終了後シャワーあびて、一服。午前中は大学の講義の準備をしました。

・昼からちょっと配偶者と大きな荷物運んだり、買い物。そして、トイレに入ったら超汗だく。2回目のシャワー浴びました。予定では、昼にビールを飲むつもりでしたが、講義の準備に集中しており、ビールを飲む気になれませんでした。

・夕方、ちょっとだけ庭の草抜いたら、それだけで汗だく。3回目の入浴です。(体の脂なくなるぞ)そして、ビール。夕食。その後講義の準備。で、現在は、竹鶴の水割りのみながらこのブログを書いております。あとちょっとだけ事務作業したら、寝に行きます。まあ、すぐには寝ずに本を読みますが。

・明日は、本来は午前中大学ですが、諸般の事情で外来。午後も外来。そして、当直。で、明後日午前中外来。(本来は大学ですが、臨時で外来)。午後から解放されます。帰宅したら、某学会の会計監査をしないといけません。会計なんて一番苦手なのに、事務局から依頼されて、NOと言えなかった私でした。

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胸部大動脈瘤による咳、喘鳴がステントで改善した例/JR遅延で時間が…

・時々書いておりますが、私、呼吸器疾患の患者さんを多く診ております。とくに気管支喘息。で、咳、喘鳴があったらすぐ気管支喘息と考える傾向があるので、必ず他疾患を頭に浮かべるように気を付けています。とくに通常の気管支喘息の治療で治らない方は、ひょっとしたら他疾患かもしれないと思っています。で、標題のように胸部大動脈瘤で、咳、喘鳴、くわえて嗄声、嚥下障害があった患者さんがステントでそれらの症状が改善したという症例報告↓私にとっては、「へーっ」でした。

 


ステントグラフト内挿術により嚥下障害・嗄声・喘息様症状が改善した胸部大動脈瘤の1例 

 

日本心臓血管外科学会雑誌 Vol. 46(2017) No. 1 

【抄録】 症例は69歳,女性.嚥下障害,嗄声,咳嗽・喘鳴などの喘息様症状を主訴に近医を受診した.吸入ステロイド薬・長時間作用型β2 刺激薬投与で改善が得られなかった.上部消化管内視鏡検査で食道内壁の外部からの圧排像があり,CT像で胸部下行大動脈瘤がみられたため,当院に紹介となった.胸部大動脈瘤の食道・左気管支への圧排による嚥下障害・呼吸器症状と診断し,早期に胸部大動脈ステントグラフト内挿術を行った.術後経過は良好で,手術後1カ月の時点で嗄声と喘息様発作の著明な改善が得られた.ステントグラフト内挿術により,食道および気管支狭窄症状の両方の改善が得られた症例は本邦ではいまだなく,稀と考えられたので報告する.

・ステント入れて動脈瘤がこんなにはやく小さくなるとは知りませんでした。それにしても難治性の「喘息」は胸部CTをとったほうがよいといつも思っているのですが、被曝の問題があり、一体どのタイミングで撮ったらよいのか、悩んでおります。
以下日記
・今日もお寝坊さんで、6時半起床。朝食とって大学へ。本日久々に自転車で駅まで行きました。我が家は小高い丘の上にあるので、行きは極楽、帰りは地獄です。で、駅に着いたら、なんと岡山倉敷間の踏切で大型トラックが立ち往生で電車が遅れると。電車は来ましたが、なかなか出発せず、出発しても時々停車。予定より65分遅れでした。こういう不測自体(今回はたいしたことないですが)に遭遇した時、いつのころからか(多分院長になってから)自分自身がどういう感情を持ってどう対応するか、きちんと対応できたかということとほかの人がどのような態度をとっているかというのを観察するようになりました。今日は少なくとも私の周辺の人たちで怒り出すひとはいませんでした。私は、読みかけの↓の本がよめてよかったといえばよかったのですが...
怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)

怖い絵 死と乙女篇 (角川文庫)

  • 作者: 中野 京子
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/08/25
  • メディア: 文庫
・この表紙の絵、姫路市立美術館のレーピン展でみた記憶があります。その時は、なんじゃこの絵はと思いましたが、この本をよんで「なるほどね」と思いました。ちなみにこの「怖い絵」シリーズ、面白いのですが、時々「無理やり」感を感じます。この本の解説でも「中野さんの主張が強すぎる文章のおかげで、すごく印象にのこています。」(この絵のことではないですが)という文があるので、私ひとりそう思っているわけではないでしょう。でも、おもしろいし、読みやすいので、中野さんの本は「怖い絵」シリーズ以外にもよんでみようと思います。
・さて、予定より大学へ遅れて「登校」。とくに授業があるのではなく、自分の勉強/研究にいったのですが、上記のようにおくれてきてあまり十分時間が取れませんでした。∵15時から会議があったから。その会議に出て、帰宅は18時過ぎ。途中ビックカメラの地下で外国のビール、鴨方駅前の酒屋さんでノンアルとかもみどり買いました。で、夕食、入浴してこのブログを書いております。これから配偶者と笠岡のツタヤに行ってきます。(配偶者がかりたDVDが今日返却日)帰ってきてから、酒盛りします。
・明日は朝7時から地域の草刈り(お盆前の墓参りのための掃除)。それが終わったらシャワー浴びて、真昼間からビール飲む予定です。


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脚のtramline/お中元

私は呼吸器の患者さんを多く見ていますのでtramlineといったら、胸部レントゲンの所見の一つ(気管支壁の肥厚、拡張)と思ってしますのですが、なんせ「線」が二本平行に走っていたらtramlineですよね。↓のような症例報告がありました。


Tramlines Emerging on a Lower Leg


Intern Med 56: 2079-2080, 2017




・これはリンパ管炎だったわけですが、静脈炎との違いは、それぞれの線が交互に交通しないということなんでしょうか?


あっという間に以下日記

・最近睡眠の質が悪くて中途覚醒がおおいです。で、本日も寝坊をして6時半起床。朝勉はなく出勤。午前中外来。予約数はそう多くなかったのですが、思っていたよりは遅くなってしまいました。お昼ご飯は「検食」。本来現在当院へ来ている研修医の当番でしたが、子ども食堂へ見学?にいってそちらで食事をするので余るので私がいただきました。・・・私によくついてくださっている看護師さんは、子ども食堂についてご存じなかったのでちょっと解説しましたが、たぶん日本国民の中では知らない人の方が多いでしょう。


cf. 東洋経済の子ども食堂に関する記事



・ちなみに私は、貧困とは経済的困窮、この場合お金がなくて十分ご飯が食べられない、のみではないととらえています。人のつながりの「貧困」、自己肯定感の「貧困」。子供食堂って、これらにも対応していると思います。

・午後からは水島へ。まず、外来看護師詰め所、看護部長室、医局事務、診療情報の方々へお中元配布。(玉島では、外来詰め所にしかしておりません。ゴミンナサイ)それから昨日書きあげられなかった労災関係の書類を書いて、その後患者さんのデータの整理。18時までしようとおもったけど、気力が続かず、17時に終了。帰宅は早くて18時前です。まず、ちょっと気になる庭の草を抜いて、入浴、夕食。そして、非常勤講師の仕事=テストの採点。で、このブログを書いております。この後は8月後半に行う集中講義の準備。(ちょっとだけのつもり)そして、早々と寝たい。

・明日は大学院へいって「自習」、夕方は今度岡山で行われる呼吸器疾患研究会の実行委員会。で、お酒飲んだり映画観て帰りたいのですが、たぶんおとなしく帰宅するでしょう。



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カキ殻状疥癬/医学書で塩対応を知る

今週のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに疥癬の症例が載っておりましたが、かなりひどい。私は、このような患者さんはみたことがございません。


Crusted Scabies

Marta Elosua-González, M.D., and Elena García-Zamora, M.D.

N Engl J Med 2017; 377:476 August 3, 2017

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1616169

・そもそもこの標題のcrusted scabiesって何かわからなかったので南山堂の医学英和大辞典第12版で引いたところ、カキ殻状疥癬=Norwegian scabiesとありました。ああ、ノルウェー疥癬のことねとわかりましたが、その他「角化型疥癬」とか「痂皮型疥癬」とかともいうんですね。一つの病気の言い方をいろんな言い方するのはやめてほしい、ロシア文学じゃあるまいし…(深みがあって良いというご意見もあるかもしれませんが、初学者にはとっつきにくい)

 

cf. 疥癬対策マニュアル

https://www.scabies.jp/treatment_manualprint.shtml

 

以下日記

・今日は寝坊して6時55分起床。当然朝勉はなく朝食とって燃えるゴミ出して水島へ。午前中産業医学科外来。予約患者さんは少なく書類作成に時間がかけられました。それでも、全部仕上がらず明日も午後から水島へいって書類を仕上げないといけません。


・14時半頃玉島へもどって15時から研修医に胸部レントゲンの読み方入門編)のレクチャー。上司Dr.Jも時間があれば聴きたいといっておりましたが、案の定時間はありませんでした。(本日はISO9000sの内部監査で、十分準備ができていなかったみたいで、例によって泥縄)レクチャー後は、カルテ整理。17時過ぎに病院出て、帰り天満屋ハピータウンで買い物して帰宅。早めの夕食とって、このブログを書いております。

・これから、食べたものがある程度消化されてお腹の苦しいのが取れるまで、8月後半から始まる大学の集中講義の準備をいたします。そして、入浴し、早く寝ようか、勉強しようか、U-NEXTもしくはアマゾンプライムビデオで何か観ようか…その時の睡魔によります。

・明日は午前中玉島で外来、終わったら即行で水島へ行って書類作成と自分の研究の作業。そして帰宅。時間に余裕かつ心に余裕があれば映画館に映画見に行きますが、8月が終わるまで、いや10月が終わるまでは心に余裕はございません。(でも、遊びはするけど)

・ところで、上記研修医へのレクチャーのため、3冊ばかり胸部レントゲン関係の本に目を通しました。その中の一つが↓



レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室[ベストティーチャーに教わる全27章]改訂第2版

レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室[ベストティーチャーに教わる全27章]改訂第2版

  • 作者: 長尾大志
  • 出版社/メーカー: 日本医事新報社
  • 発売日: 2015/04/10
  • メディア: 単行本


この本の中の155ページに『「神対応」のためのワンポイント』というコラムがありました。その中に「塩対応」という言葉がでてきました。まあ、そっけない、愛想ない、冷淡な接し方といったような意味みたいです。神対応という言葉は知っていました(安易に神を持ち出すのは十戒に反して私は好きな言葉ではございませんが)が、塩対応という言葉は初めて。医学書でこんな「俗語」?を知るとは...ちなみにこの本、オヤジテイストがはいっていて親近感を感じます。

・だいぶんおなかもこなれてきましたのでこれからNYに行ってまいります。(思いっきりオヤジ)



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海外渡航後の大人の風疹/「若いころ」の反省

30年以上前私が医師になりたての頃は、時々はしかや風疹はみておりましたが、最近はとんと見ておりません。ただ、2001年の流行時大学生一人麻疹と診断し、ちょっと大変でした。(学校医から問い合わせあり、確定診断の検査結果がでるまでヒヤヒヤでした)で、忘れてはいけないので、風疹の症例報告を↓


Adult Rubella in a Returned Traveler

Intern Med 56: 2085, 2017



本文中に Serum dengue NS1 antigen, parvovirus B19, and measles polymerase chain reaction (PCR) were negative とありますので、少なくともこれらの疾患を鑑別に入れないといけないということですね。(特にデング熱は、最近の日本では鑑別に入れるべきものでしょうね)



以下日記

・今日は6時に起きてfacebookみていて朝勉はせず。午前中は外来、14時前に終了。午後カンファレンス。夜間診療。それなりに患者さんが来られました。それにしても、いつも書くけど、この年になって夜間診療はつらい。それも午前外来とのダブルヘッダーはキツイ。来年度は許してもらいたい。

・帰宅は20時15分頃。お風呂入って夕食。マツコの知らない世界の録画でアニソンしていた。年代ごとにアニソンでていたが、90年代が全然知らない。そう呟いたら配偶者がお父さんが一番忙しかった時だからと「教えてくれた」。確かに朝5時に起きて、7時に病院へ行って、回診して、書類書いて午前外来して、午後病棟回診して帰宅は22時、23時という働き方をしておりました。で、帰っても1時間は勉強するようにしていました。・・・自宅で勉強しているとき子供達が部屋に入ってきたら、お父さんは勉強しているからあっち行ってと冷たく追い払っておりました。今考えるとなんというひどいことを。そんな時ぎゅっと抱きしめて膝の上にのっけてお話をすればよかったものを。本当に子どもたちには申し訳なことをした。反省しております。(少なくとも安倍首相よりは)

・さて、これから寝ます。寝ながら本を読もうと思いますが、すぐ寝てしまいそう。若いときは寝ながら本を読むのがとても好きだったのに。ああ、老いを感じる。(でも、早朝目が覚めるほどは老いていない)

メタノール中毒の脳/世界一の口笛を聴きました。

・Internal medicineにメタノール中毒の症例報告がありました。脳の画像所見を紹介するのが主目的なのでしょうが、なぜこの患者さんが中毒になったか書かれていません。それを書かないと予防に役立ちませんよね↓


Brain Images in Fatal Methanol Intoxication

Intern Med 56: 2087-2088, 2017



・本文最後に遅発性の脳出血に注意と書かれています。救命できても、油断するなということですね。


cf. メタノール中毒についてまとめられているサイト




以下日記

・本日8/1(火)は大学へ。一応8月は大学院の学習会、講義はないのですが、集中して勉強するため「登校」(と言うのか?)。もう一つ目的があって、14時から医学部内にあるジュンコ・フクタケホールで行われるコンサートに行くこと。今月は《Jホールに口笛の世界チャンピオンがやってくる!!》というテーマで、分山貴美子さん(口笛)と高橋重人さん(ウクレレ)という方々のコンサート。ともによかったです。口笛は、本当に目をつぶっていたら小鳥がさえづるような。音域もすごく高い。ウクレレもすごく表現豊かだなと思いました。

・その後また少し勉強して、早めに「下校」(と言うのか?)。19時ころ帰宅です。お風呂入って夕食。録画の「月曜から夜ふかし」みて、すでに21時前から睡魔が…あまりにも寝るのが早いので、このブログを書いております。これが終わったら1時間ばかり胸部レントゲンの本を読んでから寝るつもりです。

・明日は午前外来、午後カンファレンス、夜間診療と長丁場です。年取ると夜間診療つらいです。(況や当直をや)





胸部レントゲン読影入門編レジュメ案/モーネ工房訪問

若かりし頃は、研修医にいろんな講義を何回も何回もしておりましたが、最近はとんと研修医との接触もなくそのような教育は行っておりませんでした。最近研修医がうちの病院に来るようになったので、ちょこちょこ講義をしだしました。(と言ってもまだ2回)で、今週の木曜日に簡単な胸部レントゲン写真の読影の仕方を講義するよていです。で、チャチャッとレジュメを作ってみました。(木曜日までもうちょっときちんとするつもりです)ご意見があれば、コメントくださいませ。


胸部単純(平面)レントゲンの読み方(入門編)

 

1. 獲得目標

   異常を発見できる

   適切な表現で上記を伝えられる

2.異常とは

  ①本来見えるべきものが見えていない

  ②本来見えないものがみえている

3.読影の注意

   ・目についた異常のみに目を奪われず、ルーチーンにすべてを見る

   ・観察者内変動、観察者間変動というのがあるということを知っておく

4.具体的な読影方法

①名前、性別、年齢、撮影日時の確認

②撮影体位と正面性の確認

③軟部陰影

④骨陰影

⑤胸膜、横隔膜(肺の輪郭)、横隔膜下

⑥心、大血管

⑦気管・気管支

⑧肺血管

⑨肺野

⑩全体を遠くから見る

5.言葉

①場所の表現

・上肺野、中肺野、下肺野

・肺尖部、縦郭側、肺門部

・肋骨横隔膜角、胸膜直下

*上葉、中葉、下葉は意識して読影すればよいと思うが、無理に使わなくてよいと私は思う。(あくまで読影初心者の場合)

②陰影の表現

・結節影、円形陰影

・浸潤影、air bronchogram 

・粒状影、網状影、線状影、すりガラス陰影、不整型陰影

・索状影

・濃度上昇、透過性亢進

tramline 気管支拡張

・胸膜プラーク(胸膜肥厚斑)

・過膨張、容積減少、縦隔シフト

 



以下日記

京都に行ってまじめな活動のあと一人で飲んでいたのでブログの更新が滞っておりました。恒例により???過去を振り返ります。

・一昨日7/29(土)は京都橘大学で15回シリーズの最後の3コマの講義(1コマ90分)を行いました。もう教えなければいけない情報が半端なく、パワーポイントのスライド最高163枚使いました。作るのも大変ですが、受け取る側超大変というか、「無理」でしょう。(すべてのスライドを説明したわけではないですが)あとでしっかり復習してもらえればよいのですが。

・講義後京都の二条城近くにあるモーネ工房を訪問。そちらのグラフィック工芸家井上由季子さんと懇談。この方私が切り紙を始めようと思ったきっかけとなった自著を送ってくださった方で、私と同い年。2時間おしゃべりしましたが、楽しかったです。お父様の切り紙の作品見せていただきましたが、最初の作品と最後のほうの作品をみるとその上達の変化がすごい。私もそうなれるだろうか?あと、トイレの中の壁にいろんな紙(多分包装している箱)の裏側を小さい四角に切ったものを張りつけている「作品」を見せてもらいましたが、これがすごい。紙の裏側っていろいろ違って面白い。紙の裏側をみせるという発想が芸術家かな。今年中に香川県の三豊市に引っ越されるそうで、またそちらにも遊びに行きたいです。

↓がトイレに貼られていた「裏紙」


モーネ工房トイレの紙2.jpgモーネ工房トイレの紙.jpgモーネ工房トイレの紙3.jpg




・懇談後ホテルにチェックインして、歩いて蛸屋町のTatoというスペイン料理・パブのお店へ。これは、滋賀県石山駅近くにあるレピというお店のご主人に教えてもらったところ。お店に入るなり背の高い関西弁ペラペラのスペイン人のお兄さんに「出迎えて」もらいました。お店いっぱいで立ち飲みしかないといことで、カウンター前に立ってビールを2本。立ち飲みだとビールはグラスについでもらえず瓶から直接のむようになっておりました。立ち飲み専用のメニューがあり、それはお安くなっておりました。スペインのビールがいっぱいあってなかなか興味深かったです。面白いお店ではありましたが、おじさんはちょっと立ち飲みがつらかった。そのあとお店をでて〆のラーメン。これが余分でしたね。とても苦しかった。

・7/30(日)は午前中京都国際マンガミュージアムへ。10時開館ですが5分前に行った長蛇の列。外人さんもいっぱい。わたくしの目的は「山岸涼子展」だったのですが、案外そこのお客さんはすくなくて、多くの人は座ってマンガを読んでおりました。ここなら涼しくてマンガを読んで1日過ごせるでしょうね。ところで、私は、山岸涼子はミュシャとクリムトの影響を受けているのではないかという仮説をもっており、今回の展覧会で分かるかな(マニアなら徹底的に調べるのでしょうが、私は当日まで思っていただけ)と思っていたのですが、ミュシャはあたりでした。展示でミュシャが好きというようなことが書かれておりました。でも、クリムトのクの字も出てこない。どうやら、私がクリムトの影響とおもっていたのはボーブリー・ビオズリーだったみたいですね。(完全に否定する証拠はでてないけど)


山岸涼子展.jpg


・7/30の午後は立命館大学朱雀キャンパスで行われた日本医療福祉政策学会の第1回研究会に参加。主に無料低額診療事業についてでした。まだ院長だったころに勉強したのですが、なかなか理解しずらい↓




・研究会終了時学会長から学会に入ってくれといわれて、Noと言えない私は入会いたしました。本来学会を整理していかないといけないのに。少なくとも今年度中には二つの学会からは退会するつもりでしたが、そうしても一つしか減らない。

・その後は「お遊び」。時々行く水島のバーのマスターにおしえてもらったロッキングチェアというバーへ。18時くらいなのにすでに結構人が多かったです。バーテンダーは、目視で4名。一人は岡山の人、もう一人はなんと私の出身高校である明石高校の後輩。彼に明石のバーを紹介してもらいました。飲み物は、ジントニック(ネパールの山椒入り)、スイカのソルティードッグ、ギムレット、甘夏+ラムのカクテル。スイカおよび甘夏のカクテルは本来濃いお酒なのにスーッと飲めます。これは新たなレディーキラーであり、女性は危ないと思います。かかっている音楽もバッハのチェロ曲。雰囲気よろしおす。ただ、ちょっと料金はお高かったですが。(福沢諭吉は飛んでおりませんが)その後目についた蕎麦屋でざるそば食べてホテルへ。あとは、U-NEXTで『REDリターンズ』を観てねました。

・本日7/31(月)は5時半に起きて6時半にホテルをチェックアウトして岡山へ。駅でモーニングサービス食べて大学へ。9時から勉強会。午後からは病院へもどって外来でした。かえって風呂入って、録画の「マツコの知らない世界」のスパゲティソースみて、あとは事務作業。つかれてこのブログ書いておりますが、これも疲れた。これから『怖い絵』読みながら寝ます。

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