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職業性疾患としてのレプトスピラ症/超小市民的葛藤

レプトスピラとは、『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


レプトスピラ属 Leptospira

スピロヘータ目の好気性・螺旋状細菌からなる一属。200以上の血清型があるLeptospira interrogansのうち,黄疸出血性レプトスピラ(L. interrogans serovar icterohaemorrhagiae)は,出血性黄疸(ワイル病)の病原体である。ラットの尿で汚染された水,食物,土壌などを介してヒトに感染する。九州,山陰,千葉地方に患者の発生が多い。


・で、レプトスピラ感染による重症なものが、ワイル病(辞典の見出し語は、出血性横断となっております)


出血性黄疸
[同義語]レプトスピラ性黄疸 leptospiral jaundice,黄疸出血性レプトスピラ症 ラleptospirosis icterohemorrhagica,ワイル病 Weil disease

黄疸,出血,蛋白尿を主徴とするレプトスピラ症の重症型。Leptospiraを保有するネズミなどの尿で汚染された下水や泥が感染源となり経皮感染,時に経口感染する。肝臓と腎臓の障害が著明で,心筋や骨格筋の変性も来す。潜伏期は2~16日で,突然悪寒・戦慄を伴う高熱,筋肉痛,腓腹筋把握痛,眼球結膜の充血が出現,約1週間後黄疸,皮膚の点状出血,血尿など出血傾向が著明となる。蛋白尿がみられ尿量が著しく減少し循環不全を来す。診断は血液,髄液,尿からのLeptospiraの分離,血清学的診断,PCR法による遺伝子診断も行われる。治療にはストレプトマイシン(PCGやMINOも有効)が有用である。

・上の記述から、ネズミの尿と接触しやすい職業に感染のリスクが高いことがわかります。↓のようなレポートがありました。


詳細な病歴聴取により予測し得たレプトスピラ症の1例

 

  日本救急医学会関東地方雑誌 39巻(2018)2号




【抄録】

症例は50代男性。数日前からの発熱, 下痢を主訴に前医受診し, 高度の肝・腎機能障害を認めたため, 当施設に転院搬送となった。アルコール性肝機能障害およびC型肝炎の既往があったため, 当初それらによる病態を疑い診療を開始した。しかし, 画像上で腹部臓器の器質的異常がみられないなど, 既往疾患の急性増悪としては非典型的であった。そこで詳細な病歴聴取をしたところ, 一般廃棄物運搬業に就労していることが判明した。不衛生な環境を背景に, 肝・腎機能障害, 血小板減少が主症状としてあることからレプトスピラ症を疑い, 血清PCR検査などで確定診断に至った。わが国におけるレプトスピラ症は比較的まれな疾患であるが, 重篤であり死亡例の報告もある。原因不明の肝・腎機能障害, 血小板減少を認めた場合はレプトスピラ症も念頭に置き, 速やかに病歴聴取をして診断に至ることが重要と考えられた。


・もうひとつ、上の文献の引用文献(abstractのみですが)


Leptospirosis in a Japanese urban area: A case report and literature review

Journal of Infection and Chemotherapy Volume 20, Issue 4, April 2014, Pages 278-281

Abstract

Leptospirosis is not a major disease in urban areas of Japan. We describe a 49-year-old man with leptospirosis, who lived in an urban area and had no history of living in endemic area of leptospirosis. As he worked at a fish market infested with rats, he was suspected of having contracted leptospirosis and received antimicrobial agent treatment. Serum and urinary tests confirmed the diagnosis of leptospirosis. Although it took six days from the onset until treatment initiation, the patient improved in response to receiving ceftriaxone for seven days.

Analyzing past reports of Japanese patients with leptospirosis who had no history of overseas travel, we identified 90 patients with courses similar to that of our patient, and the period from onset to treatment initiation was about six days on average (described in 46 cases). Health care providers as well as patients need to recognize that even people with no history of being in an endemic area of leptospirosis may still be at risk of developing this disease depending on occupations and activities.




・私、職歴をきいても、この疾患が思い浮かぶかどうか不安です。しかし、やっぱりどんな疾患でも職歴はきかないといけませんね。

ところで、↓のような本があります。


Infections of Leisure

Infections of Leisure

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ASM Press
  • 発売日: 2016/04/15
  • メディア: ペーパーバック
・誰から、これと似たような"Infections of Occupation"といった本を書いてくれないかな?
以下日記
・本日6/29(土)は、6時起床。まずは↓の質的研究の本で朝勉。
質的研究の考え方―研究方法論からSCATによる分析まで―

質的研究の考え方―研究方法論からSCATによる分析まで―

  • 作者: 大谷 尚
  • 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
・その後朝食摂ってからひたすら、自分の博士論文の作成に。途中、資源ゴミを片付けたり、布団干したりと家事を間に挟みながら、シコシコ論文作っておりました。そして夕方やっとTable 1(一応)完成。論文にはTable 3まで作る予定なので、あと二つ。本文のざっくり6割書いて、英訳。一応形になりつつあります。
・これから、お風呂入って夕食。余力があれば、もうちょっと論文作成。なければAmazon PrimeでVideoでもみましょうかね。そして、今、悩んでいること。アルコールを飲むべきか否か?ほんま、小市民的な悩みドス。

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EPGA:好酸球性多発血管炎性肉芽腫症/最近仕事がホントに濃密

・今日は、GSKの学術担当の方にヌーカラ(目堀図間夫、じゃなかった、メボリズマブ)の説明をしていただきました。薬価が17万円もするので、当院でつかうことはまずないと思うのですが、それを使っている病院への紹介はありえるとおもうので、基本的なことを抑えておこうと思ったからです。(現在、気管支喘息の抗体医薬は、4種類ありますが、まずは、私が一番「アクセス」のしやすいGSKさんから)

で、私の勉強不足から、ヌーカラは、標題の好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EPGA)にも適応があったのですね。で、EPGAの復習で、ちょうど↓のような論文があったので読んでみました。


好酸球性多発血管炎性肉芽腫症

  耳鼻咽喉科免疫アレルギー  36巻(2018) 4号






以下日記

・6/26(水)は、午前外来、午後時間外の受診対応、夜間診療でした。最近本当に仕事が濃密で、夜間診療に入ったときは死ぬんじゃないかと思いました。幸い19時には夜間診療は終わり19時38分に自宅に帰れました。もう、ヘロヘロで勉強する気にもなりません。

・6/27(木)は、午前外来。午後から本来公害健康被害認定審査会に出席しないといけないのですが、外来が長引き、かつ、病棟の患者さんへの対応も大変で、欠席の電話を入れました。おかげで?18時過ぎに帰宅でき、夕食。その後19時30分から21時まで金光町の保健センターに行って「たまり場カフェ」のあつまり。(8/18日曜日に「たまり場カフェ」の第二弾をする予定)その後帰宅し、入浴、就寝。

・本日6/28(金)は6時前に起床、ちょっとだけ朝勉して出勤。午前外来、これは幸いにも暇で、書類がかけました。午後からはご家族への病状説明、回診、病棟関係の会議、そして上記ヌーカラの学習会。その後回診、書類作成で、19時過ぎ帰宅でした。で、お風呂入って、缶麦酒350ml2本飲みながら夕食です。(観ていた録画は「激レアさんをつれてきた」で、プロレスラーの夫婦でした)その後、このブログを書いております。これから、寝床に行って、ゴソゴソしながらも22時には眠りにつきたいと思っているものであります。

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SSP:両立支援コーディネーター/ホテルニュージャパンに唖然

・世の中知らないことだらけ。今日夕食とりながら観た録画の「月曜から夜ふかし」でいろんなワークショップが紹介されておりましたが、まあ、ホンマ、いろんなことが行われてますなぁ。

・それはさておき医療界でもいろんなことが行われていて、ついていけません。本日は標題のような両立支援コーディネーターという職種?があるのをしりました。それが↓




・この言葉を知ったのが↓の論文で、です。


脳神経外科と社会医学

 

 脳神経外科ジャーナル 28巻(2019)4号




・労災病院(労働者健康安全機構)のとりくみのようですが、果たしてそれが、全医療界にひろがっていくのでしょうか? ↓のようなマニュアルがだされていますが、果たして参考になるか?


両立支援マニュアル





以下日記

・本日6/25(火)は、6時過ぎに起きてほんのちょっとだけ勉強して出勤。まずは病棟回診してから外来。まあ、忙しかった。今日は本当に気持ちに余裕がなく、焦って外来していました。おかげで外来中トイレに行く回数はすくなく、途中のモグモグタイムもなし。午後からさっさと帰って自分の論文を書こうと思っていましたが、午前中に入院させた患者さんも診ないといけないので、結局病院をでれたのが、17時20分頃。帰りCOOPのクリーニング屋さんに洗濯物出して帰宅。お風呂入って夕食。普通なら食事中のみ録画のTV番組観るのですが、その後配偶者が、『一番だけが知っている』という番組の録画も流していて、マイケルジャクソンやらホテル・ニュージャパンの話題がでていたので思わず観てしまい、そのごちょっとだけ統計ソフトをいじって、今の時間に至る。本日はかなり濃密が仕事をしてので疲労困憊。22時前に寝床に行きます。明日は早起きして勉強しましょう。

・それにしても、ホテルニュージャパンの火災って、番組で言っていたけど思いっきり人災ですね。私はかって病院管理者でしたが、年に2回消防訓練しており、防災設備や施設も整えていきましたが、ホテルニュージャパンの信じられない防災の手抜きに唖然といたしました。



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非細菌性血栓性心内膜炎/縁の広がりを楽しむ

血栓性心内膜炎とは、『医学書院医学大辞典第2版』によると↓



血栓性心内膜炎 thromboendocarditis


短絡や逆流によるジェット血流で心内膜が損傷され,血小板やフィブリンが付着し発生した局所的血栓性疣贅。



と、メッチャシンプルな説明。で、これが細菌性と非細菌性に分類されているわけで、基本的に症状は、どちらも全身性の動脈塞栓症と同じ。ただ、悪性腫瘍の場合は、その症状が加わることがあるということでしょう。後者のレポートがNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEにありました↓


Nonbacterial Thrombotic Endocarditis

N Engl J Med 2019; 380:e48 June 20,2019
・ということで、血液培養は重要。培養で細菌が検出されなかったら、非細菌性、とくに悪性腫瘍の検索が必要ということでしょうか。
以下日記
・一昨日6/22(土)は、日中は大学院の医療統計の講義。夜は、知人の結婚を祝う会。コスプレをしてこいといわれたので、↓のような格好をしていいきました。(真ん中が私、両隣が新郎新婦)
ヨーダ.jpg
・楽しく過ごして、水島に最近できたホテルに泊まりました。(朝起きても、知らない女性は隣に寝ていませんでした)
・昨日6/23(日)は、早起きして大阪へ。新大阪駅の近くのビルの貸し会議室で、振動問題研究会という小さな小さな振動病の研究会に参加。でもそこで得られる情報はとても貴重。で、研究会の後は、代表を務めていた先生が教授職を定年をむかえ退職されたので、慰労会。ご飯食べて明るいうちからアルコールを飲みました。そこでいろいろ苦労話、裏話を参加者から聞くのもおもしろかった。その後新大阪のホテルへチェックインして、遅い昼寝。18時過ぎに淀屋橋へ。19時から20時半まで、サロン・ドゥ・螺というところで、小さな小さなコンサートに参加↓
(上の写真の片隅に私が、わずかに写っております)
・澤朱里さんが演奏する小さなチェンバロ(スピネット)と西山みきさんのマンドリン(古い形のものと現代のもの)の演奏を楽しみました。主催は北夙川不可止という方で、お話が面白い。演奏会後、会場の船場ビルディング(有形文化財ということ)を北夙川さん(伯爵とよばれている)に案内・解説をしてもらいました。その後帰り書けたのですが、澤さんが誘ってくださって、ちかくの高級(?)うどん屋での「打ち上げ」に参加(総勢6名)。いろいろ話をしていて面白かったです。ここでまたちょっと縁が広がって面白い・・・そもそも、何故そこに行ったか?私の医学部の同級生が、森耕治さんという美術史かとお友達。その森さんのお友達(?)が、澤さんと北夙川さん。で一度大阪の中之島公会堂で行われた講演会+演奏会に参加し、このお三方を「目視」、森さんとは直接挨拶をいたしました。その後澤さんとfacebook友達になり、今回のコンサートを知った次第。on lineからoff lineのつながりって面白いですね。
・人のご縁も楽しいですが、ちょっとした情報の縁も楽しい。最近は特に美術展とコンサート。あら、こんなところに美術館があって、こんな展覧会やっているんだと。たとえば、最近始めていったのはパナソニック汐留美術館と東京都庭園美術館。今度は、岡山県にすんでいるけど一度も行ったことない高梁市成羽美術館にいってみようと思っております。
・私、ほとんど建築というものに興味は無かったのですが、北夙川さんのお話をきいているとちょっと興味がわいてきて、建築関係の本も読みだそうかなと思っております。

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SSP: 身寄りがない人 の入院 及び医療に係る意思決定が困難な人の支援に関するガイドライン/濃厚な1日でオトーチャンはつかれた

・標記『身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関する ガイドライン』が6月3日にでておりました。私は、ザーッとみただけで、全然読み込めておりませんが、これからじっくり読んでいこうとおもいます。過去何回も、このような患者さんを受け持って、困ったことがあります。


身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン

あっという間に以下日記
・本日6/21(金)5時半ころ起床し、朝勉後出勤。午前外来でしたが、かなり忙しかった。途中で、メッチャ体のだるさを感じました。ついてくれていた看護師さんは、蒸し暑いからっでしょうと。ひょっとして、診察室で熱中症?午後からは、カンファレンス、会議。その合間の病棟の対応も忙しく、壇蜜、じゃなかった濃密な一日でした。でも、夕方の自分の歯科受診には予約時間におくれずいけて、その後18時半前には帰宅できました。
・今日の午後から配偶者がまた家出したので、夕食はレトルトパッチのカレーでした。その後、片付けや(土)(日)の準備、掃除、ちょっと勉強して、現在にいたる、です。
・明日何があるかというと、朝早くから夕方まで大学院の集中講義。その後水島で友達の結婚を祝う会。コスプレしてこいということで、とっても悩みました。(覚えていたらその写真をアップします)。日曜日は新大阪で振動病の研究会。その日の夜に、船場の「サロン・ドゥ・螺」というところで↓のような小さなコンサートがあるので、それへいくつもりです。
・明日は、5時台に起きて、朝勉して朝蕎麦を食べるつもりなので、そのそろ寝ます。

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電子タバコは爆発する/後継者がいない

標題のようなことは想像もしていませんでしたが、電子タバコが爆発して亡くなったひともいるそうです。今週のNEJMに以下のようなレポートがありました↓


Injury from E-Cigarette Explosion

N Engl J Med 2019; 380:2460 June 20, 2019
↑のレポートをもとに書かれたCNN(日本語)の記事↓

電子たばこが爆発、17歳少年のあご砕ける 米ネバダ州

↑の記事の中で、死亡例のことが載っております。
ネットで「電子タバコ 爆発」といれて検索してみるといろいろ出てきますね。
以下日記
本日6/20(木)は6時22分起床。ちょっとだけ朝勉して水島へ。午前中産業医学科外来。過重労働の面接2件と振動障害の疑いの患者さん1名と新患さん3名でかなり時間がかかりました。お昼は、売店でサンドイッチを買ってPCの前で仕事しながら昼食。まさに、サンドイッチの源流。午後は、14時から16時まで振動障害の末梢機能検査。スクラブだけで検査する部屋にいたので、さすがに寒かった。その後ちょっと病棟の方へよったりして水島は16時45分にでました。その後玉島へ行って新入院みたり、ちょっとしたことの処理。18時前に玉島出てThE Bigでノンアル等蚊って18時44分帰宅。お風呂入って夕食。その後このブログを書いております。
・今日来られた振動障害疑いの患者さんは、ずっと手の先がしびれて、レイノー現象がでていたのですが、なんでだろうと不思議に思っていたとのこと。建交労の健康相談会に行って、振動障害ではないかということで本日の受診につながりました。そういう患者さんって、きっといっぱいいると思うのであります。もうそろそろ水島の産業医学科外来を店じまいしようかなと思っていたのですが、そうもいかないかな?後継者がいないので、いつかは閉めることになるでしょうが...

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SSP:労働基準法施行規則の改正/オトーチャンは、つかれた

・ときどき、このブログで取り上げている労働基準法施行規則ですが、4月10日に改正されています。まず、その法令全体は↓




・で、今回何がかわったかというと、別表第1の2に、「オルト-トルイジンにさらされる業務による膀胱がん」がくわわったということ。それのお知らせのリーフレットが↓





・↑のリーフレットには、とても大切なことがかかれているとおもいます。引用すると



「職業病リスト」は、業務上疾病の範囲を明確にすることにより、以下の役割を持っています。
① 被災された⽅の労災補償に関する請求を容易にする
② 事業主の災害補償義務の履⾏を確保する


→すなわち、被災労働者のすみやかな救済と言うことです。


もう一つ大切なところは↓


※「職業病リスト」に⽰されていない疾病でも、業務と疾病との間に因果関係が認められる場合には、労災補償
の対象となります。


・決して、職業病リストにないからと言って、職業病を否定してはいけません。



以下プチプチ日記

・本日6/19(水)は、6時半と遅く起床。朝勉せず出勤です。(本の数分でも朝勉できる本を用意しとかないとと思いました。なんせ、0はいくら足しても0,しかし0.01でも足していけば、数がふえていきますから)まず、病棟にちょっと寄って午前外来。午後は患者さんのご家族と面談、回診、カンファレンス、夜間診療でした。夜間診療は、初めてと言っていいくらい、すいておりました。その空き時間を利用してたまっていた書類が結構書けました。19時半から21時までは、開業医さんとの勉強会。本日は低カリウム血症と我が病院の医療活動。その後明日入院する患者さんの指示を書いて病院を出て21時45分帰宅です。入浴、夕食、事務作業、そしてこのブログを書いております。このアップが終わったらさっさと寝ます。と、いっても0時まで30分もありません。やっぱ21時過ぎまで病院いるとつかれるぞ。


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手のひらの発疹は梅毒も考える/散髪してハゲが目立つ

・非常に遅まきながら、最近、発疹を診る場合、手のひらを気にするようになりました。月に1度開業医さんとの勉強会で、学んだ知識ですが、感染症で手のひらに発疹が出る疾患はかぎられていると。それを裏付ける教科書の記載が↓


POINT 掌に皮疹の出る感染症は5つしかない!

・手足口病 ・rat bite fever ・感染性心内膜炎 ・梅毒 ・日本紅斑熱


(水痘、麻疹は手掌にはでないそうです)


ただし、上はあくまで感染症のはなしですから。それ以外一番?きをつけないといけないのが川崎病です。


引用した教科書は↓(何時もお世話になっている大病院に勤められているDr.の著書です)


小児感染症の診かた・考えかた

小児感染症の診かた・考えかた

  • 作者: 上山 伸也
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2018/11/08
  • メディア: 単行本




・で、最近日本で梅毒が増えているそうですが、それによる発疹のレポートがありました↓


Syphilitic Rash in a Non-HIV Female Patient


Intern Med 58: 1799, 2019




・この例で気をつけておきたいのは、陰部も口腔も発疹がなかったということでしょうか?(感染症非専門医の私が思うことです...)


最後に一句

  考えど 考えど 我が鑑別楽にいでず  じっと手を診る



以下日記

・本日6/18(火)は、6時起床。朝勉ちょっとして出勤です。ちょっと病棟の回診して、午前中外来。午後から病棟の回診。本来午後から大学院ですが、最近「なげて」おります。で、16時前まで働いて、病院出て帰りに散髪。ホンマ、すっきりしました。しかし、スポーツ刈りにしたのでハゲが目立つこと。で、17時半前に帰宅。ちょっと事務作業して、入浴、夕食。その後またまた事務作業。ホントは早く帰って論文書こうと思っていましたが、つかれているし、やっておかない事務作業が結構あって時間とられてしまい、あきらめ。で、このブログを書いております。

・明日は、午前外来、午後回診とカンファレンス、夜間診療。その後開業医さんとの月に1度の学習会。帰宅は21時半を過ぎるでしょう。

・イヤーほんま、最近すぐつかれるし、集中力はなくなるし、何か物事をしようと思っても、スタートまでに時間がかかるし...年を強く感じる今日この頃。

・そうそう、今日の夕方、地方局の情報番組で次女が勤めているうどん/そうめん屋さんがでました。次女がほぼひとりで受け答えしておりましたが、しっかりしており感心しました。(親にとっては子供は何歳になっても子供)さみしかったのは、名字が「道端」でなかったこと。(6/1に結婚しております)なんか、一抹のさびしが...


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Achenbach’s syndrome/間に合わず残念

以前にもアヘンバッハ症候群についてかいたと思います↓



記憶の強化のたま、本日も同じ話題ですが、↓のようなレポートがありました。


Achenbach's Syndrome in a 30-year-old Healthy Woman


Intern Med 58: 1807, 2019




・今日に手の指の皮下出血があって、痛みを訴えれば、この疾患をあたまに浮かべないと行けません。鑑別診断は、上の論文の中には↓のようにかかれています。


This syndrome is characterized by exacerbation and remission without treatment and is diagnosed by the exclusion of diseases, such as trauma, vasculitis, and atherosclerosis


・血管炎、外傷、動脈硬化を鑑別と言うことですね。


以下日記

・本日6/17(月)は、6時に起きて、朝勉して、朝蕎麦食べて、午前中大学へ。(疫学中級テキストの学習)。学習会中電話とLINEが来たみたいでしたが、気づかず。学習会終わってiPhoneみると上司のDr. Jから、私の患者さんが亡くなったという連絡。昨日のブログで、ターミナル・ステージであした自宅に外出予定の方でした。昨日の晩から状態悪く今日の午前中になくなられました。私が予想していたよりもはやく、残念ながら生存中の外出はかないませんでした。昼から病院に出て、ご家族と挨拶し15時頃お見送りをしました。お見送りには看護部長をはじめ、いっぱい看護師さんがでてきてくれました。

・16時から夜間診療。それが、おわってご家族に病状説明。病院をでたのが、19時45分。帰り道、若い女性と落ち合って、物の受け取り・・・って、知人の女性からお米を分けてもらいました。で、帰りCOOPの駐車場にある自動脱穀機で、精米して20時35分帰宅です。配偶者がチヂミをやいていたので、ダッシュでお風呂入って夕食。その時、ノンアルを飲んだつもりが、よくみたらビールでした。で、毒を食らわば皿までで、ジムビームのハイボールを少しだけ作って飲みました。で、このブログを書いております。そして、これから寝床へ行きます。それにしてもチヂミを食べ過ぎて、苦しい。











This syndrome is characterized by exacerbation and remission without treatment and is diagnosed by the exclusion of diseases, such as trauma, vasculitis, and atherosclerosis

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肝嚢胞で呼吸困難/うちの看護師さんは優しい・立派

・肝嚢胞とは、新臨床内科学の説明だと↓


概念:嚢胞は管腔構造の拡張や,非正常組織からなる隔壁形成が原因で,臓器内に発生した隔離された腔である.先天性と後天性の嚢胞があり,後者は寄生虫性,腫瘍性,炎症性,外傷性に分類される(表4-31).先天性の嚢胞は,胆管の発生過程で未分化な胆管板が成熟胆管に再構築される際に,退縮せず残存した組織に由来すると考えられている.成人で最も高頻度なのは閉鎖腔となった実質性嚢胞である.孤立性,多発性とも一般に無症状であり,健常者の腹部超音波検査では10%以上で観察される.一方,肝内胆管と交通した管腔性嚢胞はまれであるが,門脈圧亢進や腎病変を合併して予後不良の場合がある.肝線維化を伴うことが多いため,線維性多嚢胞性疾患fibropolycystic diseasesとして扱われている.

臨床所見: 無症状で健診における腹部超音波検査で発見されるのが大部分である.発育は緩徐であるが,巨大になると腹部膨満や鈍痛を生じる.また,まれに嚢胞穿破,内腔への出血,捻転などに起因して急性腹症を発症する場合がある.多発性肝嚢胞で占居領域が広範な症例では,まれに門脈圧亢進症を併発する.

・ということで、ほとんど日常気にはしておりません。ただ、大きいのはちょっと心配なのですが...で、↓のようなレポートがありました。




A Huge Liver Cyst Manifesting Dyspnea and Edema


Intern Med 58: 1811-1812, 2019




・胸部レントゲンで、右の横隔膜が上がっているときは、巨大な肝嚢胞も鑑別にいれないといけないですね。



以下日記

・本日6/16(日)は、ゆっくりと7時過ぎ起床。まず、蕎麦をゆでるために水を火にかけ(正確にはIHの上に置いて)、沸くまでダラダラとfacebookをみておりました。お湯が沸いて蕎麦をゆでて朝食。その後は10時過ぎまで、論文作成。(文章をかくというより統計処理)11時前に病院へ。途中コーナンよったりCOOPよりながら11時20分過ぎ病院着。重症の患者さんを診て、一応「落ち着いて」おられて、1時間弱で病院をでました。帰り天満屋によって市役所に資源ゴミ出して帰宅。後は夕方まで論文作成。(途中昼寝しましたが)

・↑で、患者さんは「落ち着いて」おられたと書きましたが、お一人はすでにターミナルステージ。病棟へ行ったとき、看護師さんが、その患者さんが家に帰りたいと言っていますと。で、医師、看護師が付き添って数時間でも家に帰りませんかと。幸い火曜日の午後があいていて(本当は大学院の授業があるのですが、現在それにでるのはあきらめております)、火曜日14時からに行きましょうという話に。ちょうど来られた配偶者にもそのお話。涙ぐんでおられました。患者さんが、「帰りたい」ということを受け止めて、すぐ医師に伝達し、その段取りをする看護師さんって立派。で、わたしも自画自賛で、そういう提案をしやすい医者、かつ、すぐ賛同する私も立派だったりして。(誰も言ってくれいないので、自分で言います)ただ、火曜日まで状態がもってくれるか...

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